すべてのデバイスを一貫してセキュリティで保護するように構成する

また、リモート管理に関連するネットワークトラフィックが盗聴、盗難 、または悪用されないように、デバイスを管理するプロセスも保護する必要があります。

Lexmark は、セキュリティ脅威の多面的な現実を理解し、デバイス、フリート、およびネットワーク インフラストラクチャ全体を網羅する包括的で体系的なアプローチで対応します。 

ネットワーク環境と関連するセキュリティの脅威、特に印刷に関連するセキュリティの脅威に対する理解は、あらゆる方法でデータを保護する独自のソリューションを作成するノウハウを提供します。これは、地球上で 最も規制の厳しい組織や業界でセキュリティの課題を克服し、取り組み、克服することで証明された能力です。

また、当社の専門知識は、お客様が独自の印刷インフラストラクチャを管理する場合でも、Lexmark Managed Print Services に依存する場合でも、具体的な方法で成果を上げます。

ネットワーク化されたプリントおよびイメージングデバイスのフリートを安全にリモート管理

  • デバイスと設定へのアクセス
  • 監査ログ
  • 暗号化され、デジタル署名されたファームウェア
  • セキュアブートテクノロジー
  • 継続的な検証
  • 証明書管理
  • ハードディスクの暗号化
  • ハードディスクの完全消去
  • サービス停止中のワイプ

デバイスと設定へのアクセス

Lexmark のスマートプリンターと多機能製品(MFP)がスマートであるのは、手動タスクを自動化し、セキュリティを強化し、ビジネスプロセスを通じてユーザーを簡単に導くアプリを実行および設定できる機能です。ただし、包括的な構成オプションを備えたプログラム可能なデバイスと同様に、ネットワーク上のPCやサーバーと同様に慎重に保護する必要があります。

Lexmark デバイスには、さまざまな機能アクセス制御、認証および承認メカニズム、およびセキュリティ設定を含む デバイスの設定を権限のないユーザーが変更するのを防ぐためのオプションのバックアップパスワードが含まれています。

ハードディスクの暗号化

プリンターや複合機のハードディスクは、暗号化を使用するように構成できます。最大 256 ビットの AES キーは、プリンターまたは MFP によって内部で生成され、ハード ディスク上のすべてのデータを暗号化するために使用されます。キーはデバイスに連続していない状態で保存されるため、ハードディスクの内容には元のプリンターまたはMFPからのみアクセスできます。

盗まれたハードディスク上のデータは、ハードディスクが同一のモデルのプリンターまたは 複合機にインストールされていてもアクセスできません。

監査ログ

「セキュリティ」メニューから「セキュリティ監査ログ」を選択すると、Lexmark デバイスはセキュリティ関連のイベントやデバイス設定の変更を追跡できます。

イベント追跡機能は、潜在的なリスクを事前に追跡および特定し、侵入検知システムと統合してリアルタイム追跡を行うことができます。

セキュアブートテクノロジー

プリンタにインストールされているファームウェアが正規の Lexmark ファームウェアであることを確認します。

非純正ファームウェアが検出された場合、ユーザーは通知を受け取ります。

継続的な検証

Chain-of-Trustプロセスは、内部アプリケーションの起動時、通常の操作時、および実行中にデバイスのオペレーティングシステムの整合性をチェックおよび検証するためにLexmarkによって開発されました。

これにより、ファームウェアが操作中に 改ざんされることがなくなります。

証明書管理

プリンターと複合機は、HTTPS、SSL、IPsec、および802.1x認証に証明書を使用します。

証明書管理機能を使用すると、証明書の署名を許可することでデバイスを PKI 環境に統合でき、また、PKI 環境の認証局を信頼することもできます。

サービス停止中のワイプ

デバイスをサービスから削除したり、安全な場所からデバイスを取り外したりするときに、デバイスのディスク ドライブと不揮発性メモリ データの両方をクリアするプロセスを簡素化します。

許可されたユーザーは、デバイス自体の設定メニューまたはデバイスのWeb ページから利用できる「アウトオブサービス」ワイプコマンドを使用して、1つのステップで両方を行うことができます。

暗号化され、デジタル署名されたファームウェア

Lexmark デバイスは、ファームウェアが採用または実行される前に、ダウンロードされたすべてのファームウェアパッケージにいくつかの必須属性があるかどうかを検査します。 

Lexmark によって正しくパッケージ化および署名されていないファームウェアは拒否されます 。